免許取得のお話

 こんにちは、行人(@ikuto1780)です。

 先日、車の運転免許を取得しました。これで移動の幅が広がり、この先の旅行なども仲間内で自由に行くことが出来るので楽しみです。そこで、今回は免許取得までのざっくりした流れと、ぼく自身の体験談を織り交ぜながら簡単に書いていきたいと思います。

大まかな流れ

 入校から免許取得までの流れはおおよそこの図の通りです。教習所などで学科、技能試験を受け合格して教習所を卒業し、その後免許センターに行き学科試験を受け、合格したら免許取得となります。学科の時間コマ数や技能の教習時間は教習所や取る免許等によって変わってきます。細かい点は最寄りの教習所のHPなどで確認してみて下さい。

具体的な流れ

取る免許を決める

 運転免許と言っても幅が広いです。二輪か四輪か、四輪の場合はATかMTか、また普通、準中型、中型、大型など、運転免許にも様々な種類があります。まずは自分が取りたい免許を決めましょう。AT、MTに関しては家にある車に合わせて選択すると良いと思います。

教習所を探す

 大体は自宅最寄りの教習所に行くことになると思います。その教習所で取れる免許の種類なども念のため調べて置きましょう。

コースを決める

 教習所卒業までの教習プランを決めます。これは各教習所で様々なものがあります。基本コース、スピードコース、スケジュールコースの3つが主なものになると思います。

教習開始

 取る免許、通う場所、コースを決めたら実際に教習所に行き、手続きをします。その後、入校式に参加して、そこから教習が始まります。入校式の日程も各教習所で違うと思うので、確認しておきましょう。ここからの流れとしては、

・入校する

・適性検査を受ける

・第一段階の学科・技能教習を受ける

・仮免前効果測定(学科試験)、みきわめ(技能)を受ける

・修了検定(技能試験)、仮免前学科試験を受ける

・仮免許を取得する

・第二段階の学科・技能教習を受ける

・卒業検定前効果測定(学科試験)・みきわめ(技能)を受ける

・卒業検定(技能試験)を受ける

・卒業証明書交付

 となります。これはぼくが教習所に通っていたときのものを参考にして書いたので細かい相違点はあるかもしれませんが、大体この流れになると思います。

免許センターに行く

 教習が終わり、卒業検定に合格したら次は免許センターに行って本免の学科試験を受けます。これに合格すれば晴れて免許取得となります。試験勉強を怠らずに行いましょう。

実際の体験談

 ここからは、ぼくが入校してから免許取得までに体験したことなどを具体的に書いていきたいと思います。ぼくの通った教習所のプラン通りに書いていくので細かい点が違うかもしれませんが、参考程度にどうぞ。

取得した免許

 ぼくはAT限定普通免許を取得しました。家の車が全てATであり、「この先生きていく上でMTの車に乗る機会は自分で選ばない限りまず来ない」という言葉を親から頂いたので、それに従うことにしました。コースはベーシックコース入校日は今年の1月7日で、卒業日は3月1日、その次の日の3月2日に本免学科試験を受け、合格し免許を取得しました。なので、入校から免許取得まで約2ヶ月ほどで終わりました。これが早いのかどうかはわかりませんが、長期休暇を上手く使うことが出来たのでスムーズに進みました。

 試験はマークシート式の◯×問題で、仮測、仮免学科試験は30分50問、卒測、本免学科試験は50分95問です。合格基準は90点以上なので、ちゃんと勉強しないと普通に落ちます。普段から勉強はしておきましょう。

第一段階

 学科10時間、技能13時間(MT車は16時間)でした。第一段階は学科も技能も基本的な事を扱います。学科では標識や追い越し禁止場所など、技能では右左折を含めた基本的な走行の仕方や『坂道発進』『キックダウン』『S字・クランク』などを行いました。1月中はまだ高校で授業があるので、基本は土日に行き、平日は17時からの学科に行くなどをしていました。
 ぼくは1月中に技能予約が一度も取れず、技能が全く進まないという状況でした。本来なら教習所に行ってキャンセル待ちを使えばいくらでも乗れるのですが、当時のぼくにはキャンセル待ちを使うという発想が無く、学科だけ進めて満足していました。もしここで技能を少しでも進めていれば、1ヶ月半ほどで免許取得出来ていたでしょう。唯一後悔しているポイントです。

修了検定

 修了検定では、場内のコースを教官の指示にしたがって走行します。第一段階の技能を進めみきわめも合格しているのであれば、なんの問題も無いと思います。ぼくはS字カーブで2回ほど切り返しをしてしまいましたが、無事合格出来ました。仮免学科試験も仮測に合格してその後も対策勉強をしていたので、問題ありませんでした。

第二段階

 学科16時間、技能19時間(AT、MT共に)でした。学科は第一段階の発展したものやもう少し細かい物、高速教習などの技能的な内容も入ってきます。ぼくの通った教習所では応急救護が3時間あり、もしもの時にどう行動すれば良いのかなども学びました。
 技能は仮免を取得し公道を走れるようになったので、第二段階からは主に実地訓練を行います。周りの車の流れに乗りながら歩行者や周りの車などを見て安全確認をしつつ、教官の指示に従い走行していきます。

 後半からは地図を渡されて教官から目的地を伝えられ、そこまでの走行ルートを自分で決めて走行する『自主経路』や、『高速教習』、危険予測や特別項目として見通しが悪い、道が狭い、急な坂道など悪条件の道も走行しました。また、第二段階から『縦列駐車』『方向転換』なども入ってきます。ぼくの通った教習所は近くにICが無いので高速教習はシミュレーターで1時間行っただけでしたが、教習所によっては実際に高速道路を走行することもあるようです。

卒業検定

 卒業検定は公道での基本的な走行、駐停車の場所選びや仕方、縦列駐車または方向転換のどちらかを行う、という手順でした。こちらも技能のみきわめに合格しているのであれば問題なくこなせるでしょう。実際の道路状況や歩行者などに注意すればパス出来ると思います。

本免学科試験

 日本語が難しいので怪しい問題が幾つかありましたが、こちらも対策問題を何回も解いていたので一発合格出来ました。その後は適性検査を行い、ちょっとした講習を受けた後に免許取得という流れです。
 ぼくは午後からの試験を受けたので、13時頃に免許センターに到着し、終わったのが17時くらいでした。実際に行く時も4時間くらいかかることを考えて動いた方が良いと思います。

 ぼくの通っていた教習所は試験の対策問題をたくさん用意してくれていたので、問題集を買わなくても問題ありませんでした。ですが、対策問題は教習所によって用意されていたりされていなかったりします。こればっかりはどうしようもないので、教習所で問題を用意していないのであれば自分で問題集を買ったほうが良いと思います。少し勉強した程度では試験で90点以上の点数を取ることは絶対に出来ません。必ず勉強をしてから試験に望んで下さい。

まとめ

 免許を取ってから標識・道路標示の意味、車が何をしたがってるのかなどが分かるようになったので、学んだ知識がちゃんと身についているんだと実感しました。この先生活する上で車は運転できたほうが圧倒的に便利なので、これからもちょくちょく車に乗って、運転に慣れていきたいと思います。
 もし疑問点・質問点などがありましたら、この記事にコメントしていただくか、ぼくのTwitterに一声おかけ下さい。順次対応していきます。
 この記事が皆さんの参考になれば幸いです。免許取得頑張ってください。

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