こんにちは、ROY1380(@ROY1380S)です。
今回は新拡張「凍てつく玉座の騎士団」の全カードが発表されたため、カード評価を付けていきます。
全てのカードに4段階で評価を付け、コメントを添えていくので長くはなりますが、indexなどを活用してご覧ください。
また今回のカード評価は、スタンダードフォーマットでの使用を前提とします。ご了承ください。
新環境予想
まず初めにカード評価を行う前提として、環境がどのような形に変化するのかという予想をします。
今回のカードを大雑把に見たところ、今度こそアグロデッキには厳しい環境になるのではないかと思います。その理由としては、挑発や生命奪取という回復持ちのミニオンが増加しながら、アグロを後押しするようなカードの数がとても少ないことにあります。
また全体的に複雑なコントロールを要する代わりに、非常に高いバリューを作り出せるカードが多いことから、高マナ帯が主戦場になることが予想できます。他にも耐久型のコントロールデッキへのメタデッキのナーフや、テックカードに対する更なるテックカードの出現などが環境を減速させる要因になるはずです。
これらの予想を踏まえてカードを評価していきます。
※以下、簡単のために口語で書きます。
新カード予想
中立カード
スノーフリッパー・ペンギン
評価:☆
コメント:コスト0枠。個人的には獣が付いてるのが少し気になる。
アケラスの古残兵
評価:☆☆☆
コメント:鬼軍曹やレプラノームを思い出すと、アグロデッキには必須クラスのカードになりそう。
デッドスケイル・ナイト
評価:☆
コメント:スタッツに難あり。
悲惨な農夫
評価:☆
コメント:ボードに一切関与できないことを考えると、今後の環境での活躍は厳しい。
タスカーの漁師
評価:☆☆
コメント:2/2/3のスタッツは魅力的であるが、呪文ダメージ+1を他のミニオンに付与というのは、メリットの割に扱いが難しそうである。
フォールン・サンの聖職者
評価:☆
コメント:アケラスの古残兵で良いかと。
穢れし狂信者
評価:☆
コメント:呪文ダメージ+1がそれほど重要なのかどうか。
ケレセス公爵
評価:☆
コメント:各コストがない場合シリーズ1。条件の割に効果が見合わない。
ハッピーグール
評価:☆☆☆
コメント:コスト踏み倒し系は大体強力なので、新しい構築が期待できる。
浅めの墓穴掘り
評価:☆
コメント:個人的にはなかなか好きな系統の効果ではあるが、本体の弱さとそれほど強力な断末魔が増えたわけでもなく、なおかつ完全にランダムではあまり期待できない。
ヴライグール
評価:☆
コメント:今が相手のターンの場合シリーズ1。使われる側からすると3/1を放置するのは少々厄介だが、挑発で捌けることや、より遅い環境になることを視野に入れると2/2一体ぐらい大勢に影響はないように見える。
ドラッカリの呪い師
評価:☆☆
コメント:上手く活かすことができれば非常に強力な効果であるが、展開の遅さと扱いにくさから、30枚のデッキの中で他の強力なシナジーと競合することを考えると採用は見送りになりそう。
ネルビアンの説凶師
評価:☆☆
コメント:そこそこ強そうな効果であるが、ボードが取れていなければあまり意味がないところが難点。
マインドブレーカー
評価:☆☆
コメント:効果も然ることながら、本体のスタッツが良いのも強力。しかしわざわざ採用するかというと少し考える。
ヒルドニル・フロストライダール
評価:☆
コメント:デメリットが大きすぎる。
タルダラム公爵
評価:☆
コメント:各コストがない場合シリーズ2。条件の割に効果が見合わない。
ガラガラガイコツ
評価:☆
コメント:ウォーロックの寝返りとのシナジーはあるが、それ以外での使い方は思いつかない。
非情の死霊術師
評価:☆
コメント:もう少し低いコストでこういう効果があればよかった。
ダイダラ墓地
評価:☆
コメント:使い道はなさそう。
涜れし爆弾
評価:☆
コメント:どう見てもメリットに変える手は思いつかない。
ぶんどり幽霊船員
評価:☆☆
コメント:効果自体は強力だが、海賊ウォリアーでの使用を考えるとブラッドセイルの略奪者で十分であり、コスト4が飽和状態であることを考えると採用されることはなさそう。
斧死なる断罪者
評価:☆
コメント:シナジーがそこまで多くないことと、本体の弱さが問題である。
ミートワゴン
評価:☆☆
コメント:効果が独特であることから上手く使いこなしてみたいが、扱いやすさに難があり過ぎる。
躯の駆り手
評価:☆☆☆
コメント:風の王アラキアは元より、黒曜石の像などでも十分強力。1枚に限らず様々なカードから効果を引っ張ってこれると考えるとかなり使いやすそうである。
号泣のバンシー
評価:☆☆
コメント:アグロデッキでの使用を考えたいが、デメリットから6/6ぐらいのスタッツがあっても良かったように感じる。
サロナイト鉱山の奴隷
評価:☆☆☆☆
コメント:やり過ぎなぐらいのアグロ殺し。アグロドルイドにも海賊ウォリアーにも刺さる効果は非常に強力。またコピーのため、ハンドバフでコピー元を強化すれば、強化されたものが2体出ることになる。OP。
骸骨の魔女
評価:☆
コメント:流石に厳しい。
アーファス
評価:☆☆
コメント:本体が弱すぎること、デスナイトカードがランダムであることを考えると、採用するデッキがあるのかどうか。
ヴァルナール公爵
評価:☆
コメント:各コストがない場合シリーズ3。条件の割に効果が見合わない。
ナイトハウラー
評価:☆
コメント:コスト3でヘルス4あれば強かった。
サンボーン・ヴァルキル
評価:☆☆
コメント:なかなか強力な効果であるが、少々コストが重め。
コバルト・スケイルベイン
評価:☆☆
コメント:一度は確実に効果が発動できることを考えるとなかなか強そうに見えるが、ターン終了時に攻撃力バフでは簡単に除去される展開が見える。ドラゴンであることがどのように影響するか。
死体蘇生者
評価:☆☆☆
コメント:祖霊の導きはシャーマンの固有カードではなかったのか。本体のスタッツは低めだが、この手の効果はゲームを破壊する可能性が十分にある。
骸骨術師
評価:☆
コメント:今が相手のターンの場合シリーズ2。8/8は脅威だが、この効果は扱いにくすぎる。AoEに巻き込ませるのが最も簡単だろうが、そもそも本体の5/2/2は何なのか。
墓に潜むもの
評価:☆
コメント:ランダムで手札に加えるのでは、安定感と速度に問題がある。
吸血蟲
評価:☆
コメント:特になし。
毒術師
評価:☆☆
コメント:ヘルスの高い猛毒は強力だが、コスト5も払ってやることなのかはわからない。
待ち伏せのガイスト
評価:☆☆☆☆
コメント:翡翠ドルイドを死滅させるカードかと言われると疑問が残る。耐久型のコントロールデッキ以外では、偶像を埋めることがほとんどないため破壊する前に使われては普通のデッキではあまり効果的ではない。つまり耐久型のコントロールデッキによる翡翠ドルイドへの対抗策とはなるが、それ以外ではそこまで翡翠ドルイドに打撃を与えるものではない。このカードの真価は、大地のウロコ、内なる炎、シールドスラムといった多大なバリューを生む呪文を破壊することにある。
ボーン・ドレイク
評価:☆☆☆
コメント:今回の拡張でもドラゴンはあまり増えていないため、ボーン・ドレイクでループすることや、ドラコニッド諜報員などの強力なドラゴンが高い確率で引けることを考えると期待は高まる。
ネルビアンの解絡師
評価:☆
コメント:自分も巻きこまれ大した負荷でもなく、本体のスタッツも際どい。ロウゼブさん。。。
タタラボッチ
評価:☆
コメント:普通に武器振って他のミニオン展開した方が強いです。
壊死のガイスト
評価:☆
コメント:現実的にそこまで増やせないことや、出てくるものが2/2ではとても活きるとは思えない。
スペルウィーヴァー
評価:☆
コメント:呪文ダメージ+はコストが高くではあまり意味がない。コボルトの地霊呪痛死で十分。
ボーンメア
評価:☆☆☆
コメント:こういう雑に強いカードは扱いが容易であることを剣竜騎乗から学びました。
リッチキング
評価:☆☆☆☆
コメント:もうしらね
ドルイドカード
蟲のドルイド
評価:☆
コメント:どちらを取っても弱い。
クリプトロード
評価:☆☆
コメント:効果自体も面白く強そうに見えるが、これを活かすために攻撃力バフを積む必要がありそう。
ギギギ
評価:☆
コメント:間違いなくコスト3でやることではない。
強殻のクズ拾い
評価:☆☆
コメント:今回のドルイドは挑発が多い分、上手く使えば強そうな気はする。
評価:☆
コメント:さっきから結構ドルイドが悲惨。
拡がりゆく虫害
評価:☆☆
コメント:どうにもドルイドの挑発は単独では攻撃力が1なのが難点。
フェイトスピナー
評価:☆☆
コメント:効果自体は面白く、相手としても嫌らしい効果だが、恐らく使う本人にも扱いにくい。
魔蝕の病霜マルフュリオン
評価:☆☆☆
コメント:単独の効果自体はどれも地味だが、選択というのが強い。使い勝手が良すぎる。
ハドロノックス
評価:☆☆
コメント:本体の体力が高すぎることを考えると非常に扱いにくい。効果自体はドルイドには強力な挑発が多いため、1/5を混ぜるなど余計なことをしなければ非常に強力。
究極の侵蝕
評価:☆☆☆
コメント:コストが重いことはドルイドのマナ加速で誤魔化せるとして、5枚ドローなどを見るともはやガジェッツァンの競売人は必要なくなるのでは。
ハンターカード
死にまね
評価:☆☆
コメント:ハンターには強力な断末魔が多いため、コスト1で使えるなら使い勝手は良さそう。
毒牙の罠
評価:☆☆
コメント:相手にボードの処理を強いるハンターとしては、ほぼ間違いなく発動することから使いやすいだろう。
毒矢
評価:☆☆
コメント:敵に撃つか味方に撃つかを選べる。個人的にはこういうカードは好き。
縫い目の追跡者
評価:☆
コメント:ハンターにはないタイプの効果で非常に魅力的だが、本体のスタッツの低さ、展開の遅さを考えるとまず使えない。
サメグマ
評価:☆☆
コメント:カード自体はなかなか強いのだが、ぶんどり幽霊船員と同様の理由で採用枠はないと思う。ハンターのコスト3はすでに強い。
爆裂ブロートバット
評価:☆
コメント:ハンターに欲しかったAoE。しかし断末魔では相手にトレードや打点を稼ぐ猶予を与えてしまうため、あまり効果的に使えるビジョンが見えない。
ピュートリサイド教授
評価:☆☆☆
コメント:まず本体が強いこと。1枚貼れば2枚になり、2枚貼れば4枚になる。バリューを作ることは容易い。
骸後家蜘蛛
評価:☆☆☆
コメント:これも本体が強い。やさしいおばあちゃんがコスト0になることや、サバンナ・ハイメインなどともシナジーがある。また獣であるため、猟犬使いを使えば6/8挑発の化け物にもなる。
死線の追跡者レクサー
評価:☆☆☆
コメント:引けないのなら作れば良い。序盤の猛攻を凌ぎ切られてハンドが枯渇しても、0からリソースを作り出して追いすがる様は追跡者。
涜れし弓兵
評価:☆☆
コメント:本体は強いのだが、断末魔でランダムは少し怖い。
メイジカード
シンドラゴサの吐息
評価:☆☆
コメント:最序盤に使うならともかく、それ以外でランダムで使って良い効果ではない。
アイスウォーカー
評価:☆
コメント:面白い効果だが、本体が弱すぎる。
凍てつく玉座の既視感
評価:☆☆
コメント:2枚追加するということはリソース差をつけることはできるが、鏡の住民と違い召喚の手間がかかるのがどう影響するか。
末法使いの弟子
評価:☆
コメント:コスト2にしてくれ。
コールドレイス
評価:☆☆
コメント:本体のスタッツも良く1枚ドローは強力だが、凍結して出すのがこれというのは何か違う気がする。
似姿
評価:☆☆
コメント:不要なミニオンを減らしておけば、好きなものを増やすことができる。極端な話としては、大魔術師アントニダスの2枚目を作ることもできなくはないが。
蒼白の召術師
評価:☆☆
コメント:スタッツも悪くなく、ミラーイメージが増えるのは強い。しかし採用枠があるかというと。
氷漬けの謎
評価:☆
コメント:ミニオンで頼む。
シンドラゴサ
評価:☆☆
コメント:こういう大振りの効果は嫌いではないが、コスト8でこれは遅すぎることと、メイジデッキのコンセプトと合わない気がする。凍血の魔王妃ジェイナのヒーローパワーで凍れる勇者を取る動きが強そうではあるが。
凍血の魔王妃ジェイナ
評価:☆☆☆
コメント:他のヒーローカードと比べるとかなり地味ではあるが、テンポ系デッキでボードを取りながらこれを使うことができれば、無限に近いリソースを作り出すことができる。それも即効性の。
パラディンカード
有徳の守護者
評価:☆☆☆☆
コメント:強い。
死中に活
評価:☆☆
コメント:このティリオンをティリオン・フォードリングに使えってことなんだろうけど、そこまでやる必要があるのかどうか。もうすでにパラディンはパワーが足りてる気がする。
闇の判決
評価:☆☆
コメント:ウルダマンの番人は3/4も出てくるから強かったわけであって、これで1枚をわざわざ採用するかというとないかな。
吼える指揮官
評価:☆
コメント:パラディンにサーチカードは強いが、本体が弱すぎる。
チルブレードの勇者
評価:☆
コメント:トゥルーシルバー・チャンピオンで良いと思う。
ライツ・ソロウ
評価:☆
コメント:これを強化して使うのは厳しい。
ゴーマン・クルセイダー
評価:☆☆
コメント:今が相手のターンの場合シリーズ3。5/2は流石に無視できないから、ほぼ確実に効果を発動できると思う。しかし4マナあれば他に色々できそうなのが今のパラディン。
ボルヴァー・ドラゴンフレイム
評価:☆☆
コメント:3/7は堅いと言うが、それ以上強化できるとは思えない。まぁ5/3/7で十分強い気もしなくはないが。
ブラックガード
評価:☆☆☆
コメント:コントロールパラディンにはぜひとも入れたい。効果自体は発動しにくくとも、本体の体力が9なのは流石に強い。
断罪のウーサー・エボンブレード
評価:☆☆☆☆
コメント:やり過ぎ。
プリーストカード
霊魂鞭打
評価:☆☆☆
コメント:プリーストに必要だったもの1。小ぶりな除去と回復の両立を2マナでやって良いものか。
影の超越者
評価:☆☆
コメント:挑発の陰に置いとけば強いのかな。2/2/2ならスタッツも悪くない。
苦悶の侍祭
評価:☆
コメント:用途不明。
永劫の隷属
評価:☆☆☆☆
コメント:発見でなおかつ即出せるのが強すぎる。ぜひ活用していきたい。
精神暴蝕
評価:☆☆
コメント:閃いた。
影の真髄
評価:☆☆
コメント:ロマンのあるカードだが、ランダムという点が使いにくそう。
闇の抱擁
評価:☆☆☆☆
コメント:感謝します。
ベネディクトゥス大司教
評価:☆☆
コメント:やめてくれ。
影刈アンドゥイン
評価:☆☆☆
コメント:このカードの存在自体が牽制になり、相手に展開を躊躇わせることができる。ヒーローパワーの効果はある程度ハンド枚数が必要なことから、精神暴蝕と相性が良さそうである。
黒曜石の像
評価:☆☆☆☆
コメント:プリーストに必要だったもの2。今までプリーストにこういうわかりやすい暴力はなかったため、正直驚いたカード。不快な要素を詰め込んだ暴力そのもの。
ローグカード
ドゥーメラン
評価:☆☆
コメント:耐久が減った武器を再利用できると考えると面白い。さらにダメージも与えられる。コスト1ということは競売人とのシナジーも見込めるが、既存のローグにこれを加える枠はあるのかどうか。
吸血毒
評価:☆
コメント:大きなリターンが見込めない。
骸は投げられた
評価:☆
コメント:ラシオンが使われていたかどうか。
疫病科学者
評価:☆☆
コメント:全く仕事しないということはないだろうが、猛毒で確実に落としたいほど強力なミニオンはヴァイルスパイン・スレイヤーがあるし、本体スタッツを考えると採用されることは少なそう。
シャドウブレード
評価:☆☆
コメント:ドゥーメランで毎ターン無敵。
ルーン鍛冶場のヌシ
評価:☆
コメント:ローグじゃなかったらOP。
リリアン・ヴォス
評価:☆
コメント:大振りで面白い効果だとは思うけど、せっかくの構築を運に任せたくないので僕は使わない。
ボーン・バロン
評価:☆☆
コメント:レイザーペタルのミニオン版、コスト5でやってる場合なのかはわからないが、ハンドが増えるだけで多くのシナジーを生みそうなため、可能性は感じる。
略奪の亡霊
評価:☆☆☆
コメント:競売人を置いたターンに使うのは厳しい。ただし虚ろのヴァリーラのヒーローパワーと合わせると強力なコンボになりそうな予感がする。
虚ろのヴァリーラ
評価:☆☆☆
コメント:1ターン延命できること、略奪の亡霊の存在を考えるとかなり面白いことができそうではある。僕の力不足で現実的にどこまで可能なのかが正直測り切れない。
シャーマンカード
氷上釣り
評価:☆☆
コメント:シャーマンにサーチカードはかなり強力だが、マーロック軸のデッキが流行るとは思えないので☆2。
冷凍睡眠
評価:☆☆
コメント:自分のミニオンに使うにはデメリットが大きすぎるが、相手のミニオンに使っても3/3は大きい。挑発持ちに使って盾にする分には良いかな。
オンザロック
評価:☆☆☆
コメント:凍結シナジーの補填。マーロックを活かすためにキュレーターでも入れてみようかな。
氷砕き
評価:☆☆
コメント:一撃で仕留めたいサイズのミニオンを武器で殴るのはどうなのか。シナジーを発動するのもなかなか上手くいかないような気はする。強力なことは間違いないが扱いにくい。
ドラッカリの守護兵
評価:☆☆☆
コメント:デスロードを思い出すとアグロ対してはとんでもない強さである。しかしオーバーロード3はいくらなんでも重すぎるか。環境次第で大きく評価が変動するカード。
雪崩
評価:☆☆☆
コメント:コスト4とか見ると、下手すればメテオより強い可能性もある。ムウラビとのシナジーが恐ろしい。
告死隠者スロール
評価:☆☆
コメント:かなり悩むところではあるが、進化シャーマンを後押しするようなカードもいくつか出てきているため、その方面が強化されると考えるとなかなか強そうではある。しかし進化2回分にコスト5を払うと考えると何か噛み合っていないような気はする。
ヴードゥーの呪術師
評価:☆☆☆
コメント:このスタッツで触ったら凍結となると、こいつ1体で何体止められるのか。確実にアグロを仕留める1枚であることは間違いない。また、繰り返すがムウラビとのシナジーも見ておきたい。
ムウラビ
評価:☆☆☆☆
コメント:自分のミニオンを増やすというより、相手のミニオンを凍結させて増やすという使い方が主流になるだろう。他のカードでコントロールデッキを組む上で十分な耐久力を獲得しつつ、このカードでコントロール戦を制する様子が容易に想像できる。
豪雪の巨人
評価:☆☆☆
コメント:実用的なオーバーロードカードが多いことを考えると、構築に入る可能性は十分にある。不安要素は今後の環境で8/8バニラがそこまで強力なのかが怪しいところ。希望の終焉ヨグ=サロンが進化で止まると盛り上がってる模様。
ウォーロックカード
鮮赤の上戸
評価:☆☆
コメント:もうzooは厳しい。
魂吸収
評価:☆
コメント:生命吸収があまり使われてないところを見ると、コストを1つ下げたぐらいでは使わないと思う。
冒涜
評価:☆☆☆
コメント:まだウォーロックにAoEを増やすのか。上手く使えば5点AoEぐらいにできそうなのが非常に良い。
ノームフェラトゥ
評価:☆☆☆☆
コメント:コントロール環境になるならば、これで事故が起きただけでゲームが終わりかねない。事故らなくても相手のリソースを1枚削ると考えるとそれだけでも強い。そして2/2/3が強いことはメイジを見て良く知っている。僕はこいつに賭けよう。
望まれぬ犠牲
評価:☆☆
コメント:使いやすさの観点で、ブラストクリスタル・ポーションで十分な気がする。
ハウルフィーンド
評価:☆
コメント:ハンドなくなるわ。
寝返り
評価:☆☆
コメント:とんでもないコントロールカード。しかしデメリットの強いカードを相手に押し付けるプロセスを踏むなら、もっと強い動きがあると思う。
ブラッドクイーン・ラナセル
評価:☆☆
コメント:破棄する際にハンドに居なくても良いことを考えると、意外と使えそうな気はするが、ディスカードの線がそもそもきつい。あまり活躍することはないと思う。
卑劣なるドレッドロード
評価:☆☆☆☆
コメント:本体も弱くない上に、放置することもできない効果を持っている。強力な効果であることに加え、悪魔であることから屍山血河のグルダンに可能性を与えている。もはや細かい除去など捨てて、全てAoEでなぎ払っていけば良いのでは。
死山血河のグルダン
評価:☆☆☆
コメント:これを軸にしたデッキを組まれてもおかしくないほどの強さはあると思う。問題点は、上記の卑劣なるドレッドロードと奈落の始末屋ぐらいしかコントロールで扱える悪魔がないことにある。ディスカードを積んでしまってはこのカード自体が破棄される可能性もあり、リスクが高すぎる。次点でフェルガードと言ったところか。
ウォリアーカード
狂戦士の鎧
評価:☆☆
コメント:面白い効果ではあるがそこまで上手くシナジーを得ることは難しく感じる。
死人の手札
評価:☆☆
コメント:一昔前なら非常に魅力的な効果でしかも2マナというのが強かったが、コントロール環境とは言え、他の様子を見ると今後の予想ではそこまでのレイトゲームを見る必要はないように感じる。
魂の鍛冶場
評価:☆☆
コメント:海賊ウォリアーでドローしている余裕があるのか。コントロールならデッキ圧縮に使ってみたい気もする。
かかって来い!
公式の表記ミスにより「次のターン」の記載が誤りであり、効果は永続の模様(2017/8/10)
評価:☆☆☆ ☆
コメント:苦肉の策とは言え、延命ができてしまうのは非常に強力。乱闘やシールドスラムがあることを考えると、相手側としてもコストが下がったからと言って易々と展開できないのが嫌らしい。
表記ミスにより評価を修正。流石に相手のミニオンのコストを下げてしまうと、様々なコンボを許容することになり、リスクが大きすぎる。
ヴァルキル・ソウルクレイマー
評価:☆☆☆
コメント:拡張で増えるカードプールを見る限り、2,3体ぐらいは出せそうなのが強力。何よりコスト3でヘルス4はそれだけでも強い。嫌だ。
山火の甲冑
評価:☆☆
コメント:今が相手のターンの場合シリーズ4。テンポ型のウォリアーであれば効果を無視して倒してしまえばいいし、コントロールの場合はアルガスの守護者のような挑発付与でもしない限り相手にされないと思う。何にせよ扱いが難しい。
ブラッドレイザー
評価:☆☆☆☆
コメント:どう足掻いても2回発動するのが非常に強力。これを軸にした構築ができるレベルである。泡を吹く狂戦士を残したらゲームが壊れる。
デス・レヴナント
評価:☆☆
コメント:完全に自分で制御できる条件でない限り、スタッツのマイナス分を補うのは難しい。ブラッドレイザーの断末魔発動後に置くことで可能性はあるか。
ドグサレガオ
評価:☆☆
コメント:このコストで死ななければというのがなかなか難しい。獲得できるレジェンドもランダムとあっては、これに期待するには少し勇気が要る。
破界王ガロッシュ
評価:☆☆
コメント:この武器とヒーローパワーはなかなか使い勝手も良く強そうに見えるが、コントロールで装甲を捨てる勇気があるか、クエストウォリアーの方が強いのではないか、と言った点を慎重に見ていきたい。
総括
ランク戦ではアグロデッキで相手に都合の良い動きをされる前に、あっさり倒し切る方が理に適っていますが今回の拡張を見ると、単独でアグロを簡単に止めるカードが多く実装されるように見えました。そのため、主戦場がミッドレンジ以降になることを念頭に入れてカード評価を付けました。
またこれまでの環境を振り返ると、強力なミッドレンジデッキが多々あったことから、コントロール全盛になるほど遅くはならないと見ています。例えば、マーロックパラディンはリッチキングや断罪のウーサー・エボンブレードを加えて続投する可能性は非常に高いですし、ミラクルローグに虚ろのヴァリーラを加えてOTKのような要素を持ったデッキが出てくるかもしれません。ミッドレンジデッキがさらに強化されるということを考えると、やはりファティーグまで耐えきるデッキと言うのは翡翠ドルイドの対策ができたぐらいでは苦しいように感じます。
ヒーローカードによる絶大なリソースがどこまで環境を変えるのか、残しの時間を楽しみに待ちましょう。
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